最速の仕事術はプログラマーが知っている【清水亮】 レビュー

最速の仕事術はプログラマーが知っている

日常ではあまり接することがないであろう
プログラマーの考え方を日常の生活でも生かして仕事や生活の無駄を極力なくしていく方法が具体的に記載されています。

プログラマーやプログラムと聞くと難しいイメージを持たれる方も多いかと思いますが
たとえば話や例をもちいいてわかりやすくかつ、ちょっとプログラミングができる人にも
目からうろこな発想や内容がたくさん記載されていて、わりといろいろ知っているつもりだった管理人ですら
全く聞いたこともない話や何かの講演やプレゼンで参考にできそうな話など盛りだくさんで
久しぶりの良書出会えた感覚でした。

さらに情報についてですが、いかにして重要な情報を手に入れるか?
や有用ではあるものの重要ではない情報とは?についてや
重要な情報をキャッチするために実際に筆者が行っていることなど余すことなく公開
いただけているのが本当に有難い限りで。

またとびぬけた成功者やお金持ちしかできないといったような手法ではなく
ちょっと頑張れば誰でも可能な内容でさっそく今日からいくつか実践させていただきたく思いました。

序盤はちょっとした情報整理や頭の使い方から始まり、ミスやトラブルの対処法から中盤以降は
組織をもって仕事をする方には必見なチーム・リーダー論から視野の広げ方やビジネス設計まで
筆者のすべてをつぎ込んで書いていただけたのではないかという盛りだくさんな内容です。

どの項目もそんな気がする。。ではなく、理論に基づいた筆者独自の効率を最大化する発想やコツなどがあり、読み込めば著者のような考え方を身に付けられ変化の激しい社会にも筆者のように自分で情報を得て、考え実行に移せるような人物に近づけるのではないでしょうか。

現在3回も読み直していますが、その後も都度ないかあった際には辞書のように何度も部分部分を振り返って活用できそうであり
こういった実務に即役に立つ書籍も少ないのでぜひ、効率化を望む方や新しい発想や情報の扱い方、優秀なプログラマーが何を考えているのかなど
知りたい方は少なくとも一読はされることをおすすめします。