こういう行動をとる人は→こういう人
というような、短絡的な内容ではなく
世間でも知られるような様々な心理現象を実験経過を元に丁寧に解説。
実験の経緯やそこから得られる考え方を読み解くことで
世にたくさん出回っている心理学本にかけていた”応用力”を身に着けることができる。
書籍自体は若干かわいらしい見た目だが中身は男性的ともいえるほど
ストレートで遠慮がない印象を受けるため、女子受けする心理学本だと思って手に取ると
ビックリされるかもしれない。
日常生活で心理学を活用して、豊かな人生を送りたいという方には必読の1冊だと思いました。
心理学とは私自身の解釈ですが人間の説明書だと思っています。
電子レンジや洗濯機などの家電をはじめて扱う際に説明書を全く読まない人もいるかもしれませんが
大多数の人が説明書は読まれるものだと思います。
さらに説明書を見ずに操作して思い通りに操作できる人もいるかもしれませんが、思い通りに操作できる人の方が圧倒的に少ないものかと思います。
仮に思い通りに操作できたとしてもそれまでに幾度も失敗したり、時間がかかってしまうものとも思います。
人間においても同じことがいえると思います。
天性の感覚で人付き合いがとても上手でそんな”説明書”なんてなくてもどうとでもできる人以外は
きちんと心理学を一度勉強することで、なぜあの時うまくいかなかったのか?
こういう場面に遭遇した時にはどうすることが最もあなたにとって最良の選択なのか?
というものが見えてきます。
宝くじって実際には当たらない人の方が多いですよね?
説明書を読まない=心理学を学ばずに過ごすあてずっぽうな人生は宝くじを当てにいくようなものだと思います。
宝くじはいつでも何口でも購入できますが、あなたの人生はどうでしょうか?
一度しかない人生、説明書を読まずに進みますか?
それとも、ここで考えを改めて新しいものを取り入れてみる。
どちらがあなたの今後の人生にとってプラスでしょうか?
あなたはすでに最良の選択が何かわかっていると思います。
後悔のない選択をどうぞ。