事例を挙げて、行動科学に基づいた実験結果などを説明している
マーケティング計画を練り、プレゼンなどする際にその根拠などを説明するための
参考書籍としてはオススメだが
この書籍自体に問題への解決法が記載されているわけではない。
しかし、マーケティングを行う上で
内的要因 、外的要因、顧客心理について詳しく例を挙げて解説されているため
これらの知識をもとに経験を積めば、まったくもっても箸にも棒にもかからないということはないだろう。
いろいろな事例が紹介・解説されていおり陥りがちな間違いなどを事前に防ぐことができたり
理解しやすい内容に仕上がっていると思う。
スカイモールという飛行機に乗ったことがある方なら簡単イメージできるものかと
思いますが、飛行機の座席の前のかごに入っているショッピングブックがあります。
化粧品から旅行グッズ、ちょっと風変わり便利グッズなどいろいろと載っていて
サラサラっと見る分にはいいが管理人自身一度も購入したことはない。
このスカイモールについての解説が序盤に書かれているのですが、個人的にはこれが非常に
おもしろかった印象がある。
そして、意外ときちんと意味を理解していない方が多いようなので説明すると
マーケティングとは
価格設定からプロモーション、広告、競争戦略、調査、ロジティクス、調達、生産、サプライチェーン、流通マネジメントまで
生産者から消費者までを結ぶすべて作業
と定義されている。
意思決定を乱すバイアス(偏向)のいろいろ
は意思決定における人間心理について記載があり、これがとても参考になる。
ここで説明されている項目に気をつけながら考えるだけでも現状を好転させることができると確信できる。
現在、ダイレクト出版では絶版となっているのでAmazonで中古が出回っていればとてもラッキーではあります。
この記事を書いていたころは480円で売られていたのでとても安くなっていましたのでぜひ、興味があれば一度
Amazonのレビューもあわせてチェックいただくのをおすすめいたします。